2009-01-01から1年間の記事一覧

イタリア中部地震、甘い建築基準に怒りの声

2009年04月09日 11:41 発信地:ラクイラ/イタリア 【4月9日 AFP】イタリア中部で6日未明(日本時間同日午前)に発生した大地震で、震源に近いアブルツォ(Abruzzo)州の州都ラクイラ(L'aquila)では、中世の建物が残る一方で現代の建物が軒並み倒壊し、建築…

昨年度の倒産、負債総額13兆円 前年度の2.5倍に

2009年4月8日19時52分 民間信用調査会社の帝国データバンクは8日、08年度の法的整理による倒産(負債額1千万円以上)の負債総額が13兆6709億円だったと発表した。前年度の約2.5倍にあたる。件数も約17%増の1万3234件。大型倒産の多発で…

イタリア地震:「耐震基準を徹底できず」と被害地の村長

【サンタンジェロ(イタリア中部)藤原章生】「耐震基準を住民に徹底させることなどできない」。6日未明のイタリア中部地震で、中心広場がほぼ全壊したアブルッツォ州サンタンジェロ村のビオンディ村長(35)は疲れ切った表情で語った。人口500人の村…

2月新設住宅着工戸数は6万2303戸、1966年1月以来の低水準

2009年 03月 31日 15:59 [東京 31日 ロイター] 国土交通省が31日発表した2月の新設住宅着工戸数は、前年比24.9%減の6万2303戸となり、3カ月連続で減少した。 戸数としては、改正建築基準法で着工が大幅に遅れた2007年9月の6万301…

アーバンエステートが自己破産 負債総額は約54億8千万円

2009.3.31 12:39 民間の信用調査会社の帝国データバンク大宮支店によると、注文住宅建築・販売の「アーバンエステート」(埼玉県川口市幸町、大山伸吾社長)は30日、東京地裁に自己破産を申請した。負債総額は約54億8000万円。同社は24日、東京地…

アゼルが破産手続き 負債442億円

2009/3/30 東京証券取引所第1部上場の不動産分譲会社、アゼルは30日、事業の継続を断念、破産手続きに入ることを決めたと発表した。負債総額は約442億円。 分譲マンションの販売が低迷、収益物件の転売なども想定通りに進まず、資金繰りに行き詰まった…

2月首都圏マンション発売は18カ月連続減=不動産経済研

[東京 16日 ロイター] 民間の不動産経済研究所が発表したマンション市場動向によると、2月の首都圏マンション発売戸数は2509戸で前年比27.5%減となり、18カ月連続のマイナスとなった。 在庫は15カ月ぶりに1万戸の大台を割れており、3月…

パシフィック、会社更生法の適用申請 負債総額2700億円の模様

経営再建中の不動産ファンド大手、パシフィックホールディングスは10日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。負債総額は2700億円程度とみられる。不動産不況で2008年11月期に債務超過に陥った同社は中国企業の資本支援をあおぎ再生を目指したが、出資の…

書類偽造:建築確認の書類を 浜松市、積水ハウス元社員を告発 /静岡

住宅の建築確認関係の書類を偽造して使ったなどとして、浜松市は、積水ハウス(大阪市)浜松支店に勤務していた2級建築士の男性(49)を有印公文書偽造・同行使容疑で浜松中央署に刑事告発した。告発は2月25日付。 市によると、建築士は07年4月〜0…

不動産賃貸の司建物管理、破産申請 負債総額790億円

2009年3月4日19時11分 不動産賃貸の司建物管理(東京)は4日、東京地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債総額は790億円。 62年の設立。日本で初めて1週間単位で借りる「ウィークリーマンション」を…

規格外生コンに大臣認定/『違法』コンクリートを追認社会2009/03/03

生コン製造販売会社「六会コンクリート」(藤沢市亀井野)が砂の代わりに溶融スラグを混ぜたJIS規格外の生コンを出荷していた問題で、国土交通省が県内の建築物約十件で使われた生コンについて、建築基準法に適合した建築材料として大臣認定したことが二…

住宅着工:昨年、7000戸割れ 前年比減、45年ぶり低水準 /岩手

昨年の新設住宅着工数が前年比6・6%減の6980戸で、45年ぶりに7000戸を割る低水準に落ち込んだことが県の調べで分かった。前年より約2割弱減った07年をさらに下回った。長期的に減少傾向にあるが、不況も一因になっているとみられる。 県建築…

新設住宅着工、1月は18.7%減

国土交通省が27日発表した1月の新設住宅着工戸数は前年同月比18.7%減の7万688戸となり、2カ月連続で減った。減少幅は耐震偽装の再発防止のため建築確認を厳しくした改正建築基準法(2007年6月施行)の影響が出ていた07年12月(19.2%減)以来の大きさ。戸数…

戸建て住宅のカプリスが民事再生法申請 負債総額は105億円

戸建て住宅販売のカプリス(東京・港)は、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。負債総額は105億円。土地付き戸建て住宅の販売などを手がけていたが、住宅需要が低迷し業績が悪化。資金繰りに行き詰まった。(27日 21:01) 経済、株価、ビジネス、政治のニ…

1月の建機出荷額50%減 新興国で不調、下げ幅最大

日本建設機械工業会(木川理二郎会長)が26日まとめた1月の建設機械出荷額は前年同月比50.8%減の970億円と1990年の統計開始以来、過去最大の落ち込みとなった。欧州の需要急減に加え、堅調だった中国、中東地域のインフラ開発にもブレーキがかかり、新興国…

東北6県建設業:着工減歯止めかからず 労働需給は過剰に転じる−−08年 /宮城

東北地方整備局は、08年の東北6県の建設業に関する統計をまとめた。建築物着工床面積と新設住宅着工戸数は、建築確認の審査を厳格化した改正建築基準法が施行された07年6月以降、急速に減少しており、08年も減少傾向に歯止めがかからない状況が明ら…

地価下落、ほぼ全地点に 国交省1月調査、名古屋圏の下げ目立つ

国土交通省が24日発表した地価動向によると、1月1日時点の主要150地点の地価は3カ月前と比べほぼ全地点にあたる148地点(98.6%)で下落した。景気低迷で不動産市況が悪化、下落地点は前回調査(2008年10月1日時点)の128地点(85.3%)より大幅に増えた。輸…

耐震偽装で建て替え、建築確認の愛知県に賠償命令…地裁判決

元1級建築士・姉歯秀次受刑者(51)による耐震強度偽装事件で、強度不足で建て替えられた愛知県半田市のビジネスホテル「センターワンホテル半田」(中川三郎社長)が、建築確認をした愛知県と、コンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」(東京都)…

アーバン再生案に異例意見書 '09/2/21

民事再生法適用を申請した不動産開発のアーバンコーポレイション(広島市中区)の再生計画案に対し、手続きを監督する立場にある監督委員が「役員退任は当然だが、退任だけで経営責任を果たしたとは言えない」とする異例の意見書を東京地裁に提出したことが2…

木原建設が再生法申請 負債121億円、公共工事減や談合響く

福井県最大の建設会社、木原建設(福井県越前市、木原一治社長)は19日、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。同社によると、負債総額は約121億8000万円。公共工事の減少に加え、不動産市況の低迷、談合事件の指名停止処分などが重なって経営が悪化してい…

建築物の品質レベルアップ 国交省、基本法制定を検討

2009/1/7 高品質な建築物供給などの基本理念をうたう「建築基本法」(仮称)制定に向けて、国土交通省が検討に入ったことが6日、分かった。2010年の通常国会での成立を目指す。姉歯秀次元1級建築士による耐震強度偽装事件をきっかけに、建築確認審査を…