2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

専門建築士認定制度を創設 偽装防止で3法改正案決定

政府は24日の閣議で、高さや床面積が一定以上の建物の構造や設備設計を行う専門の建築士を認定する制度の創設などを盛り込んだ建築士法など3法の改正案を決めた。今国会に提出、成立から2年以内(一部を除く)の施行を目指す。 耐震強度偽装事件の再発防…

佐藤・福島県前知事を収賄容疑で逮捕 東京地検

2006年10月23日19時08分 福島県発注の大型ダム工事をめぐり、佐藤栄佐久・福島県前知事(67)が、実弟の佐藤祐二被告(63)=競売入札妨害の罪で起訴=が社長を務めていた縫製会社「郡山三東スーツ」(同県本宮町)の土地をゼネコン側が受注の謝礼として…

5年間8日勤務で給与2700万、奈良市職員を免職へ

奈良市環境清美部の男性職員(42)が病気を理由に休暇や休職を繰り返し、過去5年間に8日間しか勤務していなかったことが分かり、藤原昭市長は23日、記者会見し、「市民に心からおわびする」と謝罪。この職員が5年間で約2700万円の給与などを受け…

耐震工事図面に誤り 三田の上野台中

2006/10/21 三田市志手原の市立上野台中学校の校舎耐震補強工事で、実際とは異なった図面で耐震診断し、その診断に基づき、今夏に耐震補強工事が実施されたことが二十日、分かった。以前、改修工事で壁を取り除いたのに、壁があるものとして計算されていた。…

東海地震、ひずみ蓄積は想定以下…名大グループ推測

東海地震の発生予想地域で、地震を引き起こす地殻の「ひずみエネルギー」は、従来考えられていたよりもたまっていない可能性が高いことを、名古屋大学の鷺谷威・助教授らの研究グループが突き止めた。 測量結果の分析から、安政東海地震(1854年)以後の…

イーホームズ藤田、首相官邸に“殴り込み”

耐震強度偽装事件で強度偽装を見逃した確認検査機関イーホームズの架空増資事件で電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪で有罪判決を受けた藤田東吾被告(45)が20日午後、首相官邸に“殴り込み”をかけた。 藤田被告は安倍晋三首相と関連が深いとされる…

藤田社長爆弾告発、安晋会関連物件も偽装

耐震強度偽装を見逃した確認検査機関イーホームズ(廃業)の架空増資事件で、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪に問われた社長の藤田東吾被告(45)に対し、東京地裁は18日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。検察…

『アパ物件にも偽装』

藤田元社長暴露 「国がどうやって真実をねじ曲げてしまうか、みんな知らない」。耐震強度偽装事件の“登場人物”の一人とされ、東京地裁で十八日、有罪判決を受けた民間確認検査機関「イーホームズ」(廃業)元社長藤田東吾被告(45)が判決後、記者会見で「…

"耐震偽装事件"でイーホームズ藤田社長に有罪判決

耐震強度偽装事件で、初めての判決です。確認検査機関「イーホームズ」の架空増資事件で、社長だった藤田東吾被告に有罪判決が言い渡されました。 藤田被告は、建築確認検査機関として国の指定を受けるため、会社の資本金を5000万円に増やしたように見せかけ…

江戸川区係長を収賄容疑で逮捕 発注工事の情報漏洩

2006年10月17日21時24分 東京都江戸川区発注の塗装工事の情報を業者に教えた見返りに現金約400万円を受け取ったとして、警視庁は17日、同区建築指導課監察係長横内利光容疑者(56)=千葉県市原市瀬又=を収賄容疑で逮捕した。同区では、地元塗装業者…

再生機構、耐震強度不足を認める

都市再生機構(旧都市基盤整備公団)が平成元年に東京都八王子市で分譲したマンション(6階建て)について、同機構は11日、最も弱い部分の耐震強度が基準の71%しかないことを認めた。 機構はこれまで「設計ミスはあったが、耐震性に問題はない」として…

姉歯被告「考えまひした」 耐震偽装公判、本人質問

2006年10月12日23時52分 耐震強度偽装事件で、建築基準法違反などの罪に問われた元1級建築士の姉歯秀次被告(49)の公判が12日、東京地裁であり、被告人質問が行われた。姉歯被告は、100近い物件の構造計算書を偽造し続けた理由を「仕事をこなすうち…

市再生機構マンション、1棟が耐震強度独自基準下回る

東京都八王子市のマンションの住民側が建物の耐震強度不足などを指摘していた問題で、分譲した都市再生機構は11日、日本建築構造技術者協会(JSCA)の検証の結果、1棟の耐震強度が同機構の独自基準を下回っていたと発表した。同機構は住民と協議して補修…

構造設計1級建築士の専門資格創設 耐震偽装対策3法案

2006年10月11日06時07分 耐震強度偽装事件の再発防止のため、国土交通省が検討していた建築士法など3法の改正案の概要が固まった。建築士制度を改革し、1級建築士の中に構造設計と設備設計の専門資格を創設して、一定規模以上の建物は設計段階で専門建築士…

福島知事選、裏金で買収の疑い 公選法違反も視野に

2006年10月09日06時08分 福島県が発注した下水道工事の談合事件で、東京地検特捜部は、競売入札妨害容疑で逮捕した、佐藤栄佐久・同県前知事の実弟で「郡山三東スーツ」社長の佐藤祐二容疑者(63)の調べを進めているが、焦点の前知事の関与についてはいま…

建築主事の処分ゼロ 一部自治体に再考促す 

耐震強度偽装事件で、元1級建築士の姉歯秀次被告による構造計算書の偽造を見過ごし、建築確認をした29自治体が「過失はない」などとして、審査を担当した建築主事の処分をしていないことが7日、国土交通省の調査で分かった。 検査員が登録取り消し処分な…

前知事側、弟から2000万円を報告書に記載せず・福島談合

福島県の公共工事を巡る談合事件に絡み、佐藤栄佐久前知事(67)の陣営が2004年の知事選前に、実弟の佐藤祐二容疑者(63)=刑法の談合容疑で逮捕=から少なくとも現金2000万円の提供を受けながら、前知事の政治団体や知事選の収支報告書に記載していなかっ…