2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

新築マンション数パーセントで強度不足か 国交省

2006年12月27日22時52分 国土交通省は27日、過去5年間に建築確認された10階建て程度のマンションを全国で無作為抽出して調べたところ、221棟のうち15棟で強度不足のおそれがある、と発表した。基準を1とした場合、15棟はすべて0.9未満で、う…

マンション15件強度不足か 無作為調査で設計ミス判明

国交省は27日、耐震強度偽装問題を受け無作為に選んだ全国の10階建て前後のマンション389件の構造計算書を調査し、15件で不整合など強度不足の疑いが見つかったと発表した。いずれも偽装ではなく設計ミスの可能性が高いという。 国交省は、関係自治…

姉歯被告に懲役5年の実刑判決 耐震偽装事件で東京地裁

2006年12月26日14時34分 耐震強度偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反などの罪に問われた元1級建築士の姉歯秀次被告(49)に対する判決が26日、東京地裁であった。川口政明裁判長は「無責任な行為で、建築業界全体への国民の信頼をかつてないほ…

TM業者入札「談合っぽい感じがする」 塩崎官房長官

2006年12月21日22時54分 「正直言って、『一番安い』と言いながら、談合っぽいなあという感じがする」。塩崎官房長官は21日の衆院内閣委員会で、「やらせ問題」が発覚した政府のタウンミーティング(TM)の請負業者を決める入札について、こう指摘した。…

姉歯被告が保釈へ・耐震強度偽装事件

耐震強度偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)などの罪に問われている元一級建築士、姉歯秀次被告(49)が21日、保釈保証金500万円を納付した。同日中に保釈される見通し。 東京地裁は9月、同被告の保釈を認める決定をしたが、検察側が決定を…

「ヤマト設計受注、宮崎県議にも頼まれた」前出納長供述

宮崎県の官製談合事件で、前出納長の江藤隆容疑者(63)が、自民党県議(56)からヤマト設計(本社・東京)の受注に協力するよう頼まれたと供述していることが18日、わかった。今回の事件では、前知事の安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)が同社の受…

購入代金返還求め、住友不動産を提訴へ 札幌の耐震偽装

2006年12月17日20時54分 札幌市の浅沼良一・元2級建築士によるマンションの構造計算書の偽造問題で、耐震強度不足が分かった同市内の分譲マンションの住民が販売元の住友不動産(東京)を相手取り、年内に購入代金の返還などを求めた訴訟を札幌地裁に起こす…

改正建築士法が成立、構造設計一級建築士を新設

2006年12月14日 耐震偽装事件を受けた建築士法の改正案が12月13日、参議院で可決成立した。公布から2年以内に施行する。 これにより、一級建築士が一定規模以上の建築物の構造設計をした場合は、建築確認の申請前に「構造設計一級建築士」に建築基準法に適…

1級建築士7人取り消し 強度不足などで国交省

国土交通省は11日、強度不足の木造住宅を設計したことなどを理由に、7人の1級建築士を免許取り消し処分にした。 うち5人は、住宅建設・販売の「一(はじめ)建設」(東京都練馬区)から委託を受けて木造2階建て住宅を設計したが、計253棟が強度不足…

耐震強度不足、新たに3件 姉歯物件など

2006年12月07日08時01分 姉歯秀次・元建築士による耐震強度の偽装で、国土交通省は6日、大規模地震でも倒壊しない2次設計の基準を満たした耐震強度が1.0以上の偽装物件の中で、震度5強程度の中規模地震で無傷という1次設計の基準に反する分譲マンショ…

宮崎談合、安藤前知事きょうにも逮捕

宮崎県発注の橋梁(きょうりょう)設計業務を巡る談合事件を捜査している宮崎県警は、情報処理・建設コンサルタント業、ヤマト設計(本社・東京)に業務を落札させるよう県幹部に指示したとして、4日、競売入札妨害(談合)容疑で、安藤忠恕(ただひろ)前…

談合容疑で森林部幹部立件へ、出納長と別ルート…宮崎

宮崎県の官製談合事件で、競売入札妨害容疑で逮捕された県土木部幹部らが、今年7月に発注した別の橋梁(きょうりょう)設計業務を、ヤマト設計(本社・東京)に落札させるよう県環境森林部幹部に指示されたと供述していることがわかった。県警は、この業務…