改正建築士法が成立、構造設計一級建築士を新設

2006年12月14日
 耐震偽装事件を受けた建築士法の改正案が12月13日、参議院で可決成立した。公布から2年以内に施行する。

 これにより、一級建築士が一定規模以上の建築物の構造設計をした場合は、建築確認の申請前に「構造設計一級建築士」に建築基準法に適合しているか確認してもらうことになる。構造設計一級建築士は、一級建築士として5年以上構造設計の業務に従事し、国土交通大臣認定の講習を修了した者がなる。

 同様に、設備設計についても「設備設計一級建築士」の内容確認が必要になった。
http://www.asahi.com/housing/jutaku-s/JSN200612140004.html