2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

建築構造技術者協会に説明へ=「応援ほしい」と水落建築士

京都市のホテル2棟の耐震強度偽装問題で、構造設計を担当した「田村水落設計」(富山市)の水落光男1級建築士(58)が業界団体の日本建築構造技術者協会(JSCA、東京都千代田区)に対し、2棟の構造計算書を提出して説明することが30日、分かった…

京都市担当者が昨秋に偽装指摘──アパのホテル耐震強度

京都市の2ホテルで発覚した耐震強度偽装問題で、市の担当者が昨年10月、ホテルを所有するアパグループの責任者らと会い、「アパヴィラホテル京都駅前」は強度偽装と判断せざるを得ないと告げていたことが27日、関係者の話で分かった。 市や関係者によると、…

アパホテルの「積載荷重」 法令目安の半分で構造計算

耐震強度偽装問題が発覚した京都市の2ホテルは、家具などを置いて床や柱へかかる「積載荷重」を、建築基準法施行令の一般的な目安のほぼ半分に設定し構造計算していたことが27日、京都市の調べで分かった。 市は「積載荷重を少なくし、材料費を安くあげよ…

京都市のアパホテル2棟で耐震強度不足 市、使用禁止に

2007年01月25日 国土交通省は25日、分譲マンションやホテルを展開する「アパグループ」の京都市のホテル2棟で耐震強度不足が見つかったと発表した。京都市に対して、構造設計を担当した富山市の1級建築士は、うち1棟について構造計算書の改ざんによる耐…

分譲住宅の強度不足事件、一建設が公表した棟数に疑い

2007年1月22日 11時13分 一建設(東京都練馬区)が公表している強度不足の分譲住宅の棟数に、疑いが抱かれている。同社は2006年6月18日、自社のホームぺージで、壁量不足の木造2階建て住宅が681棟あり、購入者全員に連絡済みと記載していた。ところが、同社…

車・PCの廃熱 冷却に利用…同大教授らメーカーと開発

小型化で来年実現めど 車やパソコンなどから出る廃熱のエネルギーを冷房・冷却に使える装置を同志社大学の渡辺好章教授らが開発し、自動車、電機メーカーなどと協力して2008年中に実用化するめどがたった。熱エネルギーを音エネルギーに転換する「熱音響…

名古屋地下鉄工事の9工区すべて談合

今年入札4工区も 刑事告発を視野 名古屋市発注の地下鉄桜通線延伸工事をめぐる談合疑惑で、昨年入札が行われた5工区だけでなく、今年入札分の4工区も合わせ、全9工区を一括して、談合で落札する共同企業体(JV)を決めていたことが、関係者の話で分か…

名古屋地下鉄談合、刑事告発へ最終調整・公取委

名古屋市営地下鉄延伸工事を巡る談合疑惑で、大林組名古屋支店元顧問、柴田政宏被告(70)=刑法の談合罪で起訴=と複数の大手ゼネコン幹部が入札前の2005年12月、同支店内で面会していたことが19日、関係者の話で分かった。柴田被告らは「本命業者」などを…

木造3階23棟強度不足か 設計ミス、建築確認素通り

2007年01月19日20時53分 戸建て住宅とマンションの分譲会社、アーネストワン(東京都)は19日、97年以降に販売した首都圏の木造3階建て分譲住宅23棟で、構造計算書の誤りが見つかるなどし、耐震強度が建築基準法で定められた基準を下回っている疑いが…

発電風車倒壊、基礎部分に問題か

東通村岩屋の「岩屋ウインドファーム」の発電用風車一基が倒壊した問題で、経済産業省原子力安全・保安院は本紙の取材に対し十五日、「基礎の外周鉄筋が基礎部分をつなぐ(一体化する)役目を果たすことができず、結果として風車が倒れたのではないか」とし…

国交省水門工事で官製談合の疑い 公取委が防止法適用へ

2007年01月06日15時39分 国などが発注した水門工事の入札を巡り、大手プラントメーカーなどが談合を繰り返していた疑いがある問題で、公正取引委員会は、国土交通省発注工事で同省職員が落札希望業者を業者側に伝えるなど「官製談合」があったとの見方を強め…