アゼルが破産手続き 負債442億円

2009/3/30
 東京証券取引所第1部上場の不動産分譲会社、アゼルは30日、事業の継続を断念、破産手続きに入ることを決めたと発表した。負債総額は約442億円。
 分譲マンションの販売が低迷、収益物件の転売なども想定通りに進まず、資金繰りに行き詰まった。
 昭和32年に建設業として創業した同社は、不動産やリゾートなどに事業を拡大。金融危機を受けて業績が悪化したため、ファンドの支援で経営再建を図っていた。
 東証は同日、アゼルを整理銘柄に指定、上場を廃止することを決めた。
http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200903300071a.nwc