昨年の分譲マンション着工戸数、29.2%減――長谷工総研まとめ

 長谷工総合研究所は20日、2007年の分譲マンションの着工戸数の動向をまとめた。建築確認審査を厳しくする改正建築基準法の影響などで全国ベースで前年比29.2%減の16万8918戸にまで落ち込んだ。首都圏は33.3%減の8万3502戸、近畿圏も20.0%減の3万7386戸にまで減少した。

 分譲マンションの着工戸数の減少は改正建築基準法の施行のほか、発売価格の上昇による消費者離れで、デベロッパー各社がマンション建設を絞り込んだことが主因だ。


[5月21日/日経産業新聞]
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