建築用の鋼材「3割減産を」 経産省が呼びかけ

2007年12月27日18時46分

 経済産業省は27日、改正建築基準法の施行に伴う住宅や工場の建設停滞はなお続くため、来年1〜3月の建築用鋼材の生産を前年同月比で3割以上減らす必要がある、との見通しを示した。鉄鋼各社は1〜2割の減産に踏み切っているが、一層の上積みを促した。

 幅広い鉄鋼製品を生産している大手メーカーは建材の比重を減らし、自動車や造船など製造業向けへのシフトを進めている。建材中心の電炉メーカーは大幅な減産に追い込まれそうだ。
http://www.asahi.com/business/update/1227/TKY200712270331.html