建築確認の厳格化、住宅投資落ち込みで首相が陳謝

 福田首相は26日、日本経団連評議員会であいさつし、今年6月に建築確認審査が厳しくなった影響で住宅投資が落ち込んだことについて、「建築基準法の改正に伴って、若干、政府の不手際があった」と述べ、混乱を招いたことを陳謝した。

 福田首相は「政府の責任と言うと非常にもめるので、責任という言葉は使わないが、大変ご迷惑をかけた。反省している」と低姿勢だった。

 また、国土交通省に対し、住宅着工が難しい北海道などの寒冷地を除いて、積極的に建築許可を出すよう指示したことを明らかにした。

(2007年12月26日23時8分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071226ib26.htm