強度不足の住宅681棟を販売 東京・練馬の一建設

2006年06月18日

 東京都練馬区の住宅販売会社「一(はじめ)建設」は18日、同社の建売住宅で、建物の強度を保つ「筋交い」が十分に入っていないため強度不足となった住宅が681棟あったと明らかにした。

 同社によると、681棟はすべて木造の2階建て住宅。耐震強度偽装問題を受け、00年6月以降に販売した約2万7000棟を調べたところ、設計を外部委託した物件で問題が見つかった。

 同社は関東地方と宮城、愛知、静岡、福岡の各県で建売住宅を販売しているという。7月末までに部屋の内側から壁を外して筋交いを追加する補修工事を進める。建築確認で構造計算が必要となる木造3階建て以上の物件では問題なかったとしている。
http://www.asahi.com/housing/news/TKY200606180347.html