耐震偽造問題 マンション4棟で計算書偽(2006年4月12日 17時25分)

福岡県の調査で設計会社「サムシング」が構造計算を行ったマンション4棟について計算書のデータが差し替えられていた疑いがあることが分かり、きょう、県議会に報告されました。
福岡県の報告では県内にあるマンション4棟の構造計算書についてサムシングが使用した計算ソフトで同じ入力データを用いて県が再計算したところ結果が違ったということです。
構造計算書のデータが差し替えられた疑いがあり、4棟とも法律で定める耐震強度を満たしていませんでした。
4棟の中にはマンション管理組合がサムシングなどを相手取り、立て替え費用の賠償を求めて提訴している篠栗町のマンションも含まれています。
福岡県では建築主に対し、安全確認を求めていくとともにさらにサムシングが関与した物件の調査を進めていく方針です。
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