建設受注、7月は44.9%減 過去最大の減少率

 日本建設業団体連合会(日建連)が27日まとめた会員企業49社による7月の建設受注は総額が5932億円と前年同月に比べて44.9%減り、5月に記録した過去最大の減少率を0.5ポイント更新した。前年実績を下回るのは9カ月連続となる。「回復の兆しが見えず、しばらく低い水準が続くのではないか」(日建連)としている。
 景気後退の影響で、民間受注が4095億円で49.7%減。うち非製造業は52.0%減の2795億円で、12カ月連続で前年を下回った。設備投資の抑制が続く製造業は44.2%減の1300億円。官公庁からの受注は20.5%減って1650億円だった。(19:04)
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