建設中の橋崩落、30人死亡

 ベトナム南部メコン川沿いのビンロン省とカントー市を結ぶ橋の建設現場で26日午前、建設中の橋が崩落。国営ベトナム通信によると、少なくとも30人が死亡、70人が負傷した。

 建設は日本の政府開発援助(ODA)による事業で、工事は大成建設と鹿島、新日本製鉄の3社が担当。在ベトナム日本大使館は死傷者に日本人がいるか確認中としている。

 建設現場にいた大成建設の担当者は「日本人の作業員は少なく、巻き込まれていないと思う」と話した。

 ベトナム政府当局者によると、事故が起きた際には橋の下に100人、橋の上に150人がいた。大成建設の社員は「(橋の)支柱が折れた」と説明しているが、詳しい原因は調査中。

[2007年9月26日14時26分]
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070926-261630.html