耐震偽装事件、姉歯被告ら9月6日に初公判

 耐震強度偽装事件で、東京地裁(川口政明裁判長)は10日、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)などの罪に問われた元一級建築士姉歯秀次被告(49)と、同被告に名義を借りたとして建築士法違反罪に問われた建築デザイナー、秋葉三喜雄被告(46)の初公判を9月6日に開くことを決めた。

 起訴状によると、姉歯被告は東京都内のマンションなどの構造計算書を偽造したほか、昨年12月の衆院国土交通委員会の証人尋問で虚偽の証言をした。同被告は、秋葉被告が無資格と知りながら名義を貸したとして、建築士法違反ほう助罪にも問われた。 (22:02)
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