強度不足マンション、「非姉歯」都内に一件

 東京都は、耐震強度建築基準法の基準を満たさないマンション1件が都内で見つかったことを明らかにした。
 このマンションは、姉歯秀次・元1級建築士(48)以外の建築士が構造計算を担当し、開発会社「ヒューザー」や「木村建設」なども関与していなかった。今月、マンションの売り主が、強度不足を都側に通報して分かった。

 都は、住民の強い要望があるとして、問題のマンションの所在地や名前などを明らかにしていない。耐震強度は0・5以上という。都では、耐震強度不足が故意によるものか、設計ミスによるものかを調べている。

(2006年3月31日14時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060331ic06.htm