黙認されていた「イタリア村」建築違反

 破産手続きに入った名古屋市港区の「名古屋港イタリア村」を社会資本整備(PFI)方式で誘致した名古屋港管理組合は7日、イタリア村の施設に市条例違反の木造建築物があった問題で、工事前後に組合の担当者が木造を黙認していたと発表した。

 組合は、不適切な対応だったとして、当時の担当者らへの処分を検討する。

 組合によると、担当者らは遅くとも2005年1月には、同社が条例違反の木造で建築を進めていることを認識したが、工事中止の勧告などの適切な措置を怠ったという。組合は「05年4月の施設のオープンに間に合わせなければならないという雰囲気があったと推測される」と説明している。

[ 2008年05月07日 19:24 ]
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